イーサネットコンバーター

その他

PCにLinuxをインストールしたり、FPGA をネットワークに接続したりするとき、 イーサネットの接続ポートが近くにない場合があります。このような時は、イーサネットコンバーターでPCやFPGAをWi-Fi環境に接続する方法があります。

イーサネットコンバーター

イーサネットコンバーターは、Raspberry Pi3で実現します。

設定は、こちらの記事を参考にしています。https://www.raspberrypi.org/forums/viewtopic.php?t=132674

1.raspbianのSDカード作成

公式サイトからraspbianをダウンロードして、raspbianのイメージを書き込んだSDカードを用意します。SDカードへの書き込みは、 Etcherが便利です。 今回利用した raspbian は、Raspbian Stretch Lite Version:April 2019です。

2. SDカード内容の編集

raspbianをインストールしたSDカードの内容を、必要に応じて修正します。例えば、 SSH接続を有効にするには、SDカードの/boot/にsshという空のファイルが必要になります。

UARTを利用する場合は、/boot/config.txtに以下の追加が必要になります。

2. Raspberry Pi3の起動

Raspberry Pi3にSDカードを挿入し、キーボード、マウス、HDMIディスプレイを接続するか、またはUARTを接続して、Raspberry Piを起動します。起動後、Raspberry Pi3にログインします。

3. イーサネットコンバーターの設定

wifiの設定

aptを実行するために、まずは通常のWi-Fiの設定を行います。

必要であれば、ifconfigで表示されるwlan0のMACアドレスを、Wi-FiルーターのMACアドレスフィルタリングで許可にしておきます。

rebootしてWi-Fi接続を確認します。

アップデートの実行

apt updateの後、dnsmasqをインストールします。

イーサネット固定IP設定

eth0に DHCPサーバの 固定IPを割り当て、wlan0よりも低い優先度に設定します。

dnsmasqの設定

/etc/dnsmasq.confの内容を以下の様に置き換えます(最初から記載されている内容はすべて削除して置き換える)。

上記の例では、Raspberry Piのイーサネット側の固定IPアドレスを172.24.1.1に割り当て、DHCPのアドレスは172.24.1.50から172.24.1.150としています。

別の例として、Raspberry Piのイーサネット側の固定IPアドレスを192.168.3.1に割り当て、 DHCPのアドレスを192.168.3.50から 192.168.3. 150とする場合は、 /etc/dhcpcd.confと/etc/dnsmasq.confを次のように変更します。

IPv4 フォワーディングを有効にする

リブートして設定を反映します。

iptablesの設定

ブート時の設定用ファイルを作成し、ブート時に上記のIP マスカレードの設定が反映されるようにします。まず、次のコマンドを実行します。

次のようなファイルが生成されます。

70-ipv4-nat というファイルを作成し、ブート時に IP マスカレードの設定が反映されるようにします。

4.機器を接続して動作を確認する

ネットワークに接続したい機器をイーサネットケーブルでRapberry Pi3と接続して、Raspberry Pi3をリブートします。接続する機器のIPアドレスの割り当ては、DHCPに設定しておきます。

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