VivadoやVitisのプロジェクト・データを別のディレクトリや別のPC上に移行したい場合のメモです。
Vivado
Vivadoでプロジェクト・データのアーカイブファイルを作成し、それを別のPCなどで展開してVivadoで読み込むだけです。
プロジェクト・データのアーカイブ
まず、移行したいプロジェクトをVivadoで開きます。次に、メニューからFile->Project->Archive…を選択します。
Archive Projectウィンドウで、アーカイブファイルの名前や保存場所を指定してOKをクリックします。
アーカイブが成功すると、最後に次のようなウィンドウが表示されます。
プロジェクト・データの展開
アーカイブファイルを別のPCなどの適当なディレクトリで展開します。展開したディレクトリの中にプロジェクトの.xprファイルが格納されているので、それをVivadoで開いてSynthesisやImplementationを実行して動作を確認します。
Vitis
プロジェクトデータをExportして、そのデータをVitisでImportするだけです。
Export
Vitisでプロジェクトを開いてから、メニューでFile->Export…を選択します。
Export Vitis ProjectsのウィンドウでExportするプロジェクトにチェックを入れてOKをクリックします。
Import
適当なワークスペースを指定してVitisを起動します。
VitisのメニューからFile->Import…を選択します。
Import Projectsウィンドウで、”Vitis project exported zip file”を選択してNext>をクリックします。
Archive File:にexportしたzipファイルを指定してFinishをクリックします。
プロジェクトがImportされます。