Nios II Software Build Tools for Eclipseが起動しない

設計

Windows 10にインストールしたQuartus Prime Lite Edition 20.1のToolsメニューからNios II Software Build Tools for Eclipseを選択してもEclipseが 起動しません。

Eclipseが起動しない
Eclipseが起動しない

ネットを検索すると次のような情報が。

Starting with Nios® II EDS v19.1, the Nios® II EDS requires the Eclipse IDE component to be manually installed. The procedure for installing Eclipse IDE:

https://www.terasic.com.tw/wiki/Getting_Start_Install_Eclipse_IDE_into_Nios_EDS

どうやらEclipseを起動するにはマニュアルインストールが必要なようです。QuartusのインストールディレクトリのREADMEにも次のような記述がありました。

QUARTUS ECLIPSE MANUAL INSTALLATION
Download CDT 8.8.1 which is Eclipse C/C++ IDE for Mars.2
a. Windows: https://www.eclipse.org/downloads/download.php?file=/technology/epp/downloads/release/mars/2/eclipse-cpp-mars-2-win32-x86_64.zip

マニュアルインストールの手順は次の通りです。

1.Ecliseのダウンロード

Windows用のeclipse(https://www.eclipse.org/downloads/download.php?file=/technology/epp/downloads/release/mars/2/eclipse-cpp-mars-2-win32-x86_64.zip)をダウンロードする。

eclipseのダウンロード
eclipseのダウンロード

2.解凍する

ダウンロードしたzipを解凍して<Quartusインストールディレクトリ>/nios2eds/binに置きます。

解凍したeclipse
解凍したeclipse

3.ディレクトリ名を変更する

<Quartusインストールディレクトリ>/nios2eds/bin/eclipseを<Quartusインストールディレクトリ>/nios2eds/bin/eclipse_nios2に変更します。

eclipseをeclipse_nios2にリネーム
eclipseをeclipse_nios2にリネーム

4.eclipse_nios2_plugins.zipを解凍する

<Quartusインストールディレクトリ>/nios2eds/bin/eclipse_nios2_plugins.zipを解凍します。解凍したeclipse_nios2のデータで、<Quartusインストールディレクトリ>/nios2eds/bin/eclipse_nios2を上書きします。

eclipse_nios2のデータを上書き
eclipse_nios2のデータを上書き

5.解凍したファイルの確認

<Quartusインストールディレクトリ>/nios2eds/bin/eclipse_nios2/plugin_customization.iniが存在することを確認します。

6.起動確認

QuartusからEclipseが起動することを確認します。

Eclipseの起動
Eclipseの起動

さらなる問題

Windows版の20.1で新しいアプリケーションプロジェクトを作成しようとすると、次のようなエラーが発生します。

Executing: wsl dos2unix create-this-bsp; ./create-this-bsp --cpu-name nios2_gen2_0 --no-make (D:software\test_bsp)
/bin/bash: dos2unix: command not found
/bin/bash: ./create-this-bsp: /bin/bash^M: bad interpreter: No such file or directory

Windows版はdox2unixの実行にwsl(Windows Subsystem for Linux)を使っているようで、wslにdos2unixがインストールされていないとエラーが発生します。また、dox2unixをインストールしても、次のようなエラーが発生します。

nios2-bsp-create-settings: command not found

このエラー自体は、nios2-bspを編集してif [[ $uname =~ “Microsoft” ]]; thenをif [[ $uname =~ “microsoft” ]]; thenに変更することで解決します。しかし、この修正の後も次から次へと新しいエラーが発生してアプリケーションをビルドすることができませんでした。

結論

特に理由がなければWindows版Quartus Prime Lite Editionは、18.1を利用する。
ちなみに、Linux版のQuartus Prime Lite Edition 20.1も、Eclipseのマニュアル追加インストールが必要です。Linux版は、QuartusディレクトリのREADMEに従ってEclipseをインストールすると問題なく動きました。

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