3ステップで実行-ModelSimコマンドライン(Verilog)

(VHDL版の記事はこちら)
QuartusII ウェブエディシションに含まれているModelSim Altera Starter Editionは、ライセンス不要のVerilog/VHDLシミュレータです。

フリーのシミュレータの中で、SystemVerilogのサポートが特徴の1つです。

ModelSimは、GUIまたはコマンドラインから実行できます。
例えば、次のようなシェル・スクリプト作ってModelSimの処理を記述しておくと、LinuxのターミナルやWindowsのcygwinからコマンドラインで実行できます。

シェル・スクリプトrun_msim.shの内容は次のとおりです。(このシェル・スクリプトでは、サーチパスにModelSimのインストール・ディレクトリが含まれていることを前提としています)

シェル・スクリプトで行っている処理は、次の3つです。

ステップ1: vlibでワークディレクトリを作成

vlibコマンドでModelSimのワークディレクトリを作成します。

ステップ2: vlogでコンパイル

vlogでデザインのコンパイルを行います。-yや+incdirのオプションを使うと、指定したディレクトリから必要なモジュールをサーチしてコンパイルしてくれるので便利です。

ステップ3: vsimでシミュレーションを実行

vsimでシミュレーション実行を実行します。ヒアドキュメント(<<EOF)を使うと、vsimにrun -allなどの実行コマンドを渡せます。

コマンドライン実行の利点

個人的には、次のような理由でコマンドライン実行を多用しています。

  • 実行手順を簡略化できる
  • GUIが起動するまでの待ち時間がない
  • テストベンチの最上位ファイルを引数で渡せば、テスト内容の変更が容易

GUIを使いたい場合は、スクリプトのvsim -c -keepstdoutの部分をvsim -guiにします。

簡単なモジュールをつかったプロジェクト・サンプルはこちら

ModelSimでPLIを使う記事はこちら

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